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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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カーボンの方向


画像は現在改装中のカーボンフレームからFD台座を削り取った後のキズやリベット穴を「チョップドカーボン」で埋めているところ。そしてその時に大変な事を知ったのですが、このフレームに使われている「UDカーボン(繊維の方向が揃っているという意味だそうです)」は切り傷が付いた所が「ささくれ」のようになり、それを摘んで引っ張るとまるで「さけるチーズ」のようにパラパラと簡単に解れてしまってビビる(汗)当初このフレームは薄くクリアを吹いて軽量に仕上げる案と、カーボンクロスを巻いてガッツリ補強する案を考えていたのですが、とてもじゃないけど軽量案は無しの方向に。

ch_udcbp_b.jpg

そんなワケでB案発動となるのですが、カーボンクロスを巻く都合上地金への食いつきを良くするために事前にアルミやクロモリの部分をサンドブラストでしっかりザラザラ仕上げに。ちなみにフレームはデカくてブラストキャビネットに収まらないのでやむなく屋外にダンボールで超テキトーなホームレス風の囲いを作って作業。おかげで全身砂だらけ(笑)

ch_udcbp_c.jpg

カーボンクロスをいきなり樹脂できちんと積層するのは難しいので最初にある程度の仮止めをする事に。以前もアルカーボンの記事で書きましたがゼリー状の瞬間接着剤を点付けすると楽です。

ch_udcbp_d.jpg

そしてポリエステル樹脂を浸潤しました。気泡が入らないようにハケをトントンと叩くように押し付けてしっかり樹脂を染み込ませるのがシンドイです。というか気をつけたつもりでしたが後日研いでみたら気泡でクレーター状になってしまった所が2~3ありましたね。。そこは後工程で別途誤魔化すしかないですが。。ちなみに、今回は3K綾織クロスを使ってみましたが爬虫類の革やセクシーな網タイツを連想させるエロさとグロさが漂っていてヤバい(笑)ホンマえげつないわ~!
それと冒頭でも触れましたが、UDカーボンは繊維の方向が揃っているカーボンで、平織クロスは縦横を交差して編んだ物、綾織はもっと面倒な織り方がされているという違いがあるのですが、強度に関して言うと応力が一方向に加わる場合(たとえばパイプの縦方向限定の場合など)は繊維が全て揃っているだけにUDカーボンが最強。平織りはクロスが縦横に均等に編んであるので強度も縦横それぞれ半分に分散。綾織はもう複雑でわけわからん(笑)まぁ色々な方向から応力を受ける場合は織り方が複雑な綾織が適切なのでしょう。その分強度も分散して弱まってしまうというデメリットもあるようですが、形状が複雑なレーシングカーやバイクの外装などは綾織が多く採用されているように見受けられます。
もっとも自分の場合は単に初めて使う素材への好奇心だけで、強度うんぬんは除外しているのでどうでもいい事ですけどね。それに今回の補強工事は元のUDカーボンをキズや紫外線などから保護するために施工するのであってそういう意味では「強化」なのだと思いますが、乗り味で言うところの「剛性アップとは全く別の話」で、たった0.25ミリのクロスを巻いただけでそれは無理だと思うのでお間違えの無きように。個人的な予想ですが、乗り味が変わるくらいまで強度を上げたいなら多分3プライ以上は巻く必要があるような気がしますけどね。そうなると相当重くなるのでそんな事する価値があるのか微妙ですが。。

ch_udcbp_e.jpg

次は研ぎを入れて表面のデコボコを平坦化する作業。ポリエステル樹脂が硬すぎてラチがあかないのでサンダーでゴリゴリと削ぎ落としてから最後にペーパーで仕上げる感じ。何度も擦り続けて腕は痛くなるわ削りカスがチクチクして肌が痛いわとかなりキツイ作業なうえに時間もかかり休日だけでは間に合わず、やむなく平日の夜も少しずつ作業を進めるハメに(泣)昼間は勤めで残業し夜は趣味の工作で残業という…こんな事になるなら初めからやらなきゃ良かったYO!と引き返せないところまで来て後悔の念が押し寄せるいつものパターン(汗)嗚呼

ch_udcbp_f.jpg

研ぎが終わったらアルミのジョイント・ラグとカーボンの境目をブラックでぼかし吹きしておく。TIMEやLOOK、COLNAGOあたりの古いラグカーボンフレームをネットでググったら各社ともだいたいこんな感じで処理されているようなので自分も真似してみた次第。それと、模様が揃っていない所や一部擦れてしまっている所もありますが素人ゆえのご愛嬌ということで。
あとは文字を入れてクリア塗装で〆れば完成ですが、カラーリングをまだ考えていないのでそれはまた次回。カーボン柄が活きるようにロゴと単純なラインを入れる感じで簡素にまとめたいなぁ。

そうそう、綾織カーボンを1プライ巻いた事による重量増ですが、この時点で+75gでした。重いのだか軽いのだか微妙な数字ですが、ベッタリと黒いUDカーボンからイヤミなくらいギラギラの綾織カーボンになったことで重量が増えているにもかかわらず気分的には「なんかとても軽そう」に見えるプラセボ効果発動(笑)

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