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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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カーボンのレストア


寿命が短いと言われるカーボン製品ですが、ネットを検索すると年代物やクラックが発生したジャンクなど面白そうな物が放出されていて、さすがにゴミ同然の価格のせいなのかそれとも直せる見込みのある変態マニヤなのか数件の入札があったりしてちょっと面白そう。それじゃいっちょカーボンの修理をやってみる?と古げなホイールを仕入れてみました。写真は分解してリムだけですがハブは7700デュラだったので年代は15年ぐらい前の型だと思われ。元の持ち主いわく「リムはクラックでアウトです。危険なので廃棄してください。中古ハブのパーツ代だと思ってください」との事…そうはさせないつもりですが(笑)

cbw40r_2.jpg

まず、クラックが入っているのはバルブ穴の辺りで、ここは他よりも穴の数が多いだけあって強度が不足しているのが原因でしょうかね。ともあれ表面を少し削り取ってヒビの入り具合を調査すると同時に、繊維を露出させる下準備。どうやらヒビはブレーキ当り面までは達していないようですのでリムの腹の部分に補修をすれば大丈夫かもしれない。

cbw40r_3.jpg

というわけでポリエステル樹脂を患部にジュブジュブ塗り込んでからカーボン繊維を2プライ積層。 ちなみに積層数に関しては過去の経験から「1プライ=ペナペナで不安」「2プライ=いきなり強度がガツンと向上」「3プライ=もはやカッチコチ」という感じでしょうか。盛れば盛るほど強度は鬼のように上がるのですが、応じて厚みが倍々になるのが困りもの。この状態でも充分にここだけ盛り上がってマス。ハッキリ言って超ブサイクです。見た目に関しては…あきらめましょう。

cbw40r_4.jpg

とはいえ、出来る限り境界の段差を研いで滑らかにし、仕上げに黒ラッカーをボカシ吹きして全力で誤摩化してみました。パッと見だとわからないけど近づいて角度を変えて眺めるとやっぱりブサイク(笑)ちなみに他の部分のリム幅は18mmですがここだけ2mmチョイ厚みが増え太ってます。で、気になる重量のほうですが施行前でF:747/R:993が施行後はF:750/R:995と、ほとんど誤差程度にしか増えていないので修理による重量的な変化は気にするほどでもない事がわかりました。

ch_140211.jpg

さて、今回はカーボンの修理実験の目的以外に、実はガサツに普段使いできるチューブラーについて少し考えていまして、チューブラータイヤと言ってもグレードがあって、1本2~3万する一発勝負的なプロ級レースでしか使われないような極端な高性能タイヤから、1本1万円前後の決戦用(一番種類が豊富なグレード)。そしてなぜか中間グレードがほとんどなく、いきなり1本1500~2000円の練習グレードの激安タイヤに落ちるのですが、庶民派のオレ的にはむしろ激安チューブラーが気になってしかたがないというか。。ちなみに写真にあるのがヴィットリアのOEM工場から別の販路で流れている「リオンGT30」1本¥1500です。パッケージもタイヤサイドのグラフィックもコストカットされていてバルブも当然着脱不可。なのでパンク修理剤が入れられない…と思ったら、写真にあるお医者さんゴッコ的な注入器を使って簡単に解決。チューブラータイヤを普段から使い倒すにはやはり事前の修理剤注入はかかせない気がします。逆に考えると、修理剤さえ入っていれば旅先でパンクしてもすぐに傷が塞がってくれるので実はクリンチャーよりも便利でラクなんじゃないかって思えてきます。そもそもチューブラーってほとんどパンクしないとも聞くし、クリンチャーみたいにバシュー!と一気に抜けるわけではなくスローパンク的にゆっくり抜けるので近場なら家まで逃げ切れたり、完全に空気が抜けてもそのままゆっくり走り続ける事も可能みたいだし。まぁタイヤがザックリ切れるようなパンクだとどうにもならないのでやはりスペアは持つべきでしょうけど(嫌)

raffica_nisseki.jpg

なんだかんだでカーボンチューブラーの修理が完了。ところでグラフィックはどうするかなぁ?と思ってこのホイールをネットで調べてみたら15年以上前になぜか日本石油が製造していた物と判明(謎)。で、当時の写真からステッカーを起こすにあたり「何だよこれ!まるっきりガソリンスタンドのマークじゃねーか!」とひっくり返りそうになるのですが、実は意外と好き(笑)オッサン的には郷愁を誘う(汗)というわけで、ラフィカ号に履かせてみたのですが奇しくもフレームとホイールの年代が同じせいか、なんか似合うね!(笑)さて使用感についてですが、乗り心地は極上。現代のカーボンは軽くてパリッとしてて乾いた感じなのに対して古いカーボンのほうは重くて湿って鈍い感じなのですが、踏めば意外にふんわりと進みしっとり上品です。これはラフィカのフレームの乗り味とも似てます。多分その年代のカーボン素材がそういう性質なのでしょう。非常に自分の好みで満足です。ただし、あくまで年代物ですので分子レベルの劣化が相当に進んでいるはずですし、こういうものを決戦使用するのはヤメたほうがいいと思います。さすがにこれで過大なトルクをかけてギシギシと山を登ったり下りを猛スピードで降りる勇気は無いです自分。コイツは平地LSD練習専用車、もしくは旧車趣味としてのんびり楽しむ事にします。コイツもオレもお互いポンコツだし(笑)不思議と愛着があって捨てられない。
さて、振り返ってみるとカーボンの修理は思ったより楽でしたね。「力」も「技」もいらずただ貼っただけだし。むしろ勝負は「直せる範囲のジャンクと出会えるかどうか?」ではないでしょうか。小さなクラックぐらいなら全然問題ありませんが、一見程度が良く見えてお買い得な気がする個体でも、全体に歪みが出ている物は直しようがないゴミだったりするし、運の要素が結構大きいかもしれません。いずれにせよこういったものは自己責任ですので。

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