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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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DIYでメッキ
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レストアで取り外したボルトを再利用する場合、サンドブラストで丁寧にサビを落とし銀や黒のラッカーを塗るものの、いざ取り付ける段に軽くレンチを当てただけで簡単に塗装が剥がれ落ちてしまう虚しさ…。そんな無情な現実から逃避したい…もしくは趣味の工作で作った品物にメッキをかけたいけどこれっぱかしの物をプロに外注するのは何だか気が引けるし面倒だ…なんて理由からDIYでめっきを行うことにしました。

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めっきのおおまかな手順としては、脱脂→水洗い→酸洗→水洗い→希硫酸で電解となりますが、それらめっきに必要な化学薬品はおおむね劇薬指定のため素人には入手困難。でもそうも言ってられないのでとりあえず身の回りの使えそうな薬品を収集します。まず脱脂はパーツ洗浄液、酸洗液の代用に便所掃除剤、そして肝心のめっき液である希硫酸は使い古したバッテリー液を代用することにします。

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電解に必要な直流電力は市販のACアダプタを改造し鰐口クリップを接続して使います。このときプラグの極性(プラス/マイナス)を間違わないよう注意が必要です。ちなみにACアダプタは電圧が切り替えできる物の方がいろいろ試せるので適しているかと思います。

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汚いボルトを脱脂して水洗後、便所掃除剤に放り込むとシュワー!っと激しい反応。しばらくすると反応が弱くなってくるのでそれまで待ちます。あまり長時間漬けていると「水素脆性」が起こり材質が脆くなってしまうのでほどほどに。ちなみに反応時は水素がガンガン発生してますので換気にも注意。右側が汚れボルトのデフォルトで、左側が便所掃除剤から取り出し水洗したボルト。全身すっかりズルムケで鉄の色。元々乗っていたユニクロメッキも落ちてしまいラクラク。また少しぐらいのサビなら酸洗で溶けてしまいます。ちなみに品物を素手で触るのは厳禁。以降割り箸等を使って持ち運びます。以上これで下地づくりは完了。

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今回はスズめっきをするので陽極(プラス)には錫の板、陰極(マイナス)に品物を接続し通電スタート。めっき液はバッテリー液を蒸留水で2倍に希釈し、3Vの電流を10分ほど通電してみました。陰極の品物からは炭酸飲料のような泡が出て、陽極の錫板は溶け出してヌメヌメ。また刺激のある硫酸錫ガスが発生し近くで観察するのがイヤになってきますが、電解時間や電圧、硫酸の濃度により表面の状態は色々と変わってくるので何度か実験を繰り返し自分なりに適切なパラメータを見つけだす必要があり結構面倒だったりします。ちなみに陽極に使用するめっきの種類ですが、簡単に手に入る金属としてはスズ、ニッケル(洋白)、銅なんかがありますのでそれぞれ用途に合わせて使い分けるといいかもしれません。スズはトタン板、ニッケルは百円玉なんかに使われています。

参考資料:めっき基礎読本/槇書店

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