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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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海と廃線 -久比岐自転車道-


新潟県道542号上越糸魚川自転車道線(通称:久比岐自転車道)は旧国鉄北陸本線の廃線跡地を利用し日本海を眺めながらのサイクリングが楽しめる風光明媚な自転車道。海と廃線跡という特殊な組み合わせの“一粒で二度おいしい”物件を堪能すべく、夏休みを利用し走ってまいりました恒例夏のサイクル逃避行。



まずはコースを見ていただきたいのですが、国道8号線とほぼ平行して走っており海を眺めながらの全長約33kmのサイクリングとなります。そしてもう一つの特徴である“廃線跡”に関しては旧国鉄北陸本線“谷浜駅”手前から“浦本駅”区間が廃線区間となりおおよそ全体の9割程度が該当しますが、国道8号線の拡幅改良により削り取られてしまった部分や、橋梁の解体、区画整理や土地の売却等、運転当時の路線とは違った線形もチラホラと見受けられるので実際の廃線跡のトレース率はもう少し低くなるようです。ちなみに、廃線といっても鉄道自体が消滅したわけではなく、内陸部に路線を敷設し直した都合で部分廃線となったもので、現在も“えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン”と改称して存続しています。

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というわけで、栃木から高速道路をカッ飛ばしデポ予定地である新潟県上越市直江津の五智公園まで来てみました。が…OH!MY GOSH!まさかの雨。去年の毛無峠もズブ濡れで泣きながらのサイクリング旅行だった気が…どんだけ日頃の行いが…ゲフッ!ゴフ!(汗)
ともあれ、午後は曇りという天気予報を信じ、やむなくプランBを発動させるワケですが…

「ところで、プランBって何だ?」 そりゃ~モチロン!

仮眠グ・スーン! だって今朝4時起きだったんだもん。。

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そんなわけで、店や施設がボチボチ営業を開始する時間に合わせて行動開始。やってきたのは“上越市立歴史博物館”です。ぶっちゃけ当初は時間潰しのつもりでしたが実はすごく内容が良かったのはうれしい誤算。立体地図模型にプロジェクションマッピングで解説を重ねたり、館内のグラフィックやディスプレイのセンスが良く、とても面白い。なんだかんだで1時間以上過ごしてしまい、勢い余って1500円の高田開府四百年誌も買っちゃった(笑)

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ともあれ、予定から4時間遅れの13時を過ぎようやくサイクリングのスタート。ご覧のとおりドン曇りですしまだ路面はびしょぬれですけど、眼前に海が広がった瞬間に一気にテンション回復(笑)

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天気はグダグダだけど、遊んでる人は結構いますね。ずっと海を楽しみにしていた子はオレだけじゃないんだね…などと考え事をしている間に、自転車道の起点の標識を見過ごしてしまいました。まぁいいや。どうせピストン運行で帰りもまた通るし。

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で、なにげに海側の歩道に来てみたのですがもしかしてこのラインが自転車道のマーカーなのかな。でも個人的には道路左手前方に見える細い線形が気になる。一応明確な廃線跡は谷浜駅~浦本駅の区間なのですが、谷浜駅より手前にも若干の廃線跡がある(大部分は国道8号線の拡幅により上書きされてしまった)らしいので、あれがその残滓なのかも。

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ちょっと勾配がキツくて鉄道っぽくないけど、幅といい、位置といい、これが廃線跡っぽい気がする。多分国道8号に吸収されたときに無理矢理高低差を埋めたのでこうなったのかも。ともあれ一応走ったので満足(笑)

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そろそろ谷浜駅が左手に見えてきました。このまま国道を走るのはつまらんので廃線跡カマーン!はよ!はよ!

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そいてついにキタコレ!
自転車道の案内板にも初遭遇!ヨッシャ~!

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ついでに、フフフ!右脇に目をやればしっかり日本海!もぉ!サイコーじゃん?

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それから間もなくトンネルにも初遭遇!この馬蹄形、まるっきり鉄道用のトンネルじゃん!ここチャリで通れるのかよ!うわ~マジ感動!…と、いい年したオッサンがいちいちうるさい(笑)近くに誰もいなくてホッとした。

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そんなわけで、いつものクセで扁額のほうをチラっと見てしまうのですが、そうだった…鉄道はトンネル名って表示しないのだった。運転手しか見られないから意味ないもんね。

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では、おじゃましま~す。うわ!涼しい!

ちなみに、鉄道用から人導用トンネルへの改修がされているようで架線や機材を撤去し代わりに蛍光灯が設置してあります。
しかしまぁ、普段あまり体験することがない不思議空間。

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そして、トンネルを出て振り返ったところで撮影。“長浜トンネル”467mと。。あれ?こっちには案内板が設置してある…ということはもしかしてオレ、またやらかしちゃった?

ということで…
【悲報】ワイさん、コースを逆から攻めてしまう【悲報】

そうか…浦本駅側が基点だったのか。。まぁ、ロクに下調べもしていないから毎度こういうミスをしてしまうワケですが、あまり事前に観光案内や他人様のブログとかを見て詳細を知ってしまうと当日の発見や驚き、感動が無くなってしまうので、実はあえて見ないようにしているのです。
やはり、現地に行って、自分の目で見て、心で感じた事を書くのが自分なりのサイクリングの楽しみなので、当然思い込みや情報の間違いもあるし、そこらへんが個人ブログの限界でもあるのですが…
そんなワケで、毎度申し訳ありませんが、このまま続行します。

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さて、ほどなくして景色に違和感。正面が自転車道、右手が国道8号、そして左手が現・日本海ひすいラインなワケですが、良く見ると左前方にコンクリートの橋脚跡が。という事は、すぐ左を振り返れば…

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うわー!やっぱりあったよ立派な橋台!レンガ造りがとても美しい。イイネ!

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さっそく近くまで寄って見上げると、脇には「けたに注意」の朽ちた表示が残っていて哀愁を誘う素敵すぎる鉄道遺構。思わず溜息。。

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ちなみに川向こうの橋台跡のほうには「1966-3」という表記が。Wikiによると電化・複線化工事の着工がその年らしいので、もしかしてそれなのでしょうか?

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しばらくして駅のホーム跡と思わしき公園に遭遇するのですが詳細不明。ただし、よく見ると公園内のベンチ(遊具?)の形が駅終着点の列車止めのような形をしているのが意味深(笑)考えすぎかもしれませんが。

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お次は“青木坂トンネル”長さ321m。造りは先ほどの長浜トンネルと同様ですね。それから、道路用のトンネルはなるべくカーブしないように設計されるらしいですが、鉄道用のトンネルはカーブは気にしないみたいですね。まぁハンドル操作を誤って壁に激突するような事は起こり得ないのであたりまえですが。

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続いてこちらは“乳母岳トンネル”463m。こっちは直線的。

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乳母岳トンネルを出ると聞こえてくる瀑音。左手を見上げると立派な滝。案内には“不動滝”とありました。もうね、ホントこのコースって「見所満点」。次から次へと飽きさせない。稀に見る素晴らしい自転車道です。

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そして次は“鳥ヶ首トンネル”…は写真奥のほうで、手前にあるスノーシェッドはトンネルとしてカウントしないのかな?(笑)

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でも、スノーシェッドの柱の間から眺める日本海も、なかなかオツなもんです。

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で、こちらが“鳥ヶ首トンネル”。全長は…案内がないので不明。多分オレが見落としただけですが。

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鳥ヶ首トンネルを出てからもやはり瀑音。案内によると“名無しの大滝”とのこと。ちなみに左手は結構な断崖ですが“名立崩れ”とあり、こういった不安定でリスクのある立地などもあいまって、本線をもっと内陸部に敷設し直すことに繋がったのかもしれませんね。

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それから“道の駅うみてらす名立”もこのあたりですが、結局寄らなかったので帰路での撮影のみ。カニなどの海産物が買えるのかな?どのみちチャリでは買って帰れないけど。。土産物をどうするか、悩みますよねチャリ旅って。

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次は“大抜トンネル”391m。うわ~トンネルから冷気が溢れ出とる!!

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そしてまたレンガ造りの橋脚跡。味がありますよねレンガ。

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それからしばらくして、道が突然左に曲がるので「あれ?鉄道はこんなに急に曲がれないハズだからこれは後年に変更されたな?」と思い付近をよく見たら、とんでもない所に橋台跡を発見。現在は大きな家が建っていますが、その下はまるで城砦。凄過ぎ。。あんなところに住んでみたい(笑)

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こちらは小ぶりな橋脚跡。だいぶ削られてますが、それでもこうして残っているのだから大したもんです。

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ほどなくして現れたのは“百川トンネル”161m。ここだけ今までのトンネル群よりも明らかに幅が広い。しかもご覧のとおりなぜか2車線。かつて線路以外に歩道などが通っていたのでしょうか?

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内部も他と違っていて素彫りの岩肌にコンクリート吹きつけ仕上げです。なんでだろう?

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それから、途中にある“道の駅能生”。自転車道と繋がる連絡通路があってアクセスが便利。ただし賑わいまくっていて自分は人が多いところが苦手。トイレと飲料補充のみ。

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しかし、道の駅から見る次の“小泊トンネル”326mもなかなか良いです。すごく鉄道っぽい。

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次は“白山トンネル”336m。ここは洞門がレンガじゃないんだね。でもこの両サイドの狭い感じが鉄道トンネルっぽくてイイですね。ちなみに久比岐自転車道のトンネルはこれで全てです。

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それから、白山トンネルを出てから6kmぐらいは何もない区間が続きますが、浦本駅で廃線区間は終了し、このような堤防の管理連絡道路に誘導されます。まぁここからは廃線跡とは関係のない純粋なサイクリングロードです。

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コエムシ?(笑)
漁具のブイを利用したオブジェでしょうか?カワイイですね。しかしまぁ、密漁はイクナイですね。河川と違い海って入漁券制度が無いから実質やられ放題という事なのでしょうか。

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廃線跡を辿るのも面白いですが、こうして本来の海沿いの景色を楽しむのも良いものです。海無し県で生活していると間近で船を見ることって普段ないですからね。だから眺めるの結構好きです。

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というわけで、久比岐自転車道の起点(自分にとっては終点)中宿駐輪場に到着。あとは引き返すだけです。まぁそれではつまらないので内陸を通る復路も考えたのですが、海のすぐ背後にある山脈越えが難しく、迂回をすると200kmを超えるコースになってしまうので現実的ではなく、やはりピストン運行が妥当なようです。

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それから、ただでさえ午前中の雨で予定が4時間ほど遅れているので、復路は国道8号を時速30km/hで一気に突っ走って帰る事に。。しかし、こうして少し身を引いて遠目に廃線跡を眺めるのもまた良いもので、今にも列車がトンネルから出てきそうな感じさえします。本当に素晴らしいサイクリングコースでした。

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そうそう、ここが久比岐自転車道の終点(自分にとっては起点)の 郷津トンネル前です。そんなワケでこれにてサイクリングの全行程は終了です。
長文にお付き合いいただきどうもお疲れ様でした。

【余談】
自分はこの後、小出町まで急行し日帰り温泉の営業時間にギリギリ滑り込みセーフ(笑)その後食事や、道の駅でねぐらを確保し、翌日に“奥只見シルバーライン”と“酷道352号線・樹海ライン”を通って栃木に戻りました。チャリとは関係ありませんがもしかすると道路ネタとしてそちらの記事も起こすかも?

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