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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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【短足】サドルアップ作戦【低身長】


小生は、中古やジャンクパーツを寄せ集めてショボいチャリの組み立てを楽しむ趣味おじさんなのですが、一通り組みあがってからバイク全体を眺めいつも溜息が漏れるのは「せっかくのかっこいいロードバイクも短足チビの自分用にセッティングするとサドルが低すぎて見た目が残念すぎる…」という部分。。そんな恥ずかしいコンプレックスを悶々と抱えたまま今までやってきましたが、このたび“考えうるありとあらゆる姑息な手段”を用いる事で、2cmぐらいはサドル高を嵩上げすることが可能だとわかりました。よってそのなりふり構わぬ中身を、恥を忍んで更新(笑)

ch_scrtsdl_b.gif

そんなワケで、まず最初に見直すべき点はクランク長でございます。これは諸説があって非常にマニアックなのでここでは簡単に済ませますが、ロードやピストだとだいたい身長の十分の一ぐらいが適正のようです。ですので身長162cmの自分の場合普段はクランク長165~170mmぐらいを目安にしているのですが、図の通り短いクランクアームの方が下死点の位置が高くなり着座位置がおのずと上がるので、ホリゾンタルっぽいフレームには見た目重視で165mmを使い、スローピングが鋭角なフレームには170mmを使っています。

ch_scrtsdl_b1.jpg

ちなみに、写真は5mm違いのクランクを並べたものですが「クランクが5mm短くなると雰囲気が変わって格好悪いのでは?」と心配になるかもしれませんが、ごらんの通りペダル穴の位置が違うだけなので実際はそんなに酷く印象が変わるわけではないと思います。

え?問題はそこではなくて使用感の違いですって?

まぁ、ぶっちゃけ違いますよ踏んだ感じ。どちらもそれぞれ一長一短がありそこらを詳しく検証した商業誌やサイトがあるので興味のある方はぜひ各自で調べてほしいのですが、自分の経験からするとしばらく使い続けると脚の筋肉や関節が順応してどちらも問題なく回せるようになるのであまり問題に思った事はありません。しかしどちらが好きかと聞かれれば自分は170mmのが好みです。

ともあれ、これで仮想股下が5mmほど伸びた計算になります。

ch_scrtsdl_c.gif

さて、次に取り組むべきはペダルスタックハイトとソール厚でございます。このあたりからだいぶ内容が胡散臭くなってきましたが(笑)ビジネスシューズやフォーマルシューズに“上げ底シークレットシューズ”があるように、ペダルやシューズの厚みを増して少しでも仮想股下を高くしてみるという試みです。
そんなわけでペダル高やクリート厚は図中の表にあるとおり、ルックの旧規格“デルタ”が一番ブ厚いのは明白です。あとはもう…わかるね。(笑)

ch_scrtsdl_c1.jpg

とはいえ、すでに消えている旧規格のペダルが易々と手に入るわけではなく、ネトオクやショップのジャンクパーツ棚を漁って500円ぐらいのボロボロのド中古を拾ってくることになるのですが、なにぶん程度が酷いので一度ちゃんと整備をするしかありません。そんなワケで、バラシてみて「なぜデルタペダルがこんなにも激烈に重い(400g以上)のか?」がすぐに解りました。
ご覧のとおり軸が極太いです!そして全部のパーツが鉄製で必要以上に堅牢まくりです!現代のペダルなんてもっと軸が細いしプラスチックのスリーブだったりするのですが、これはちゃんとベアリングの玉合わせもできるし、最初から何度でもオーバーホールできるような前提で設計されているので、これだと100年ぐらい使えそうです(笑)

ch_scrtsdl_c2.jpg

それから、一応デルタ規格のビンディングペダルは80年代~2000年にかけてのデファクトスタンダードだったようで当然各社から互換ペダルが出ているのでそちらを使うというテもあるのですが、写真は左からシマノ、ウェルゴ、エグザスタの順で、いずれも軸中心から踏面の厚みを測定してみたら約11mmしかなく、ルック純正デルタペダルの13mmよりも劣り(?)ます。ただ、後発品だけあって僅かに軽かったりコンパクトだったり、入手がラクだったりと利点もありますので状況次第でしょうか。

ch_scrtsdl_c3.jpg

それから、シューズのソール厚についてですが、軽量で高性能なカーボンソールのシューズはソール厚が10mmしかなく、シークレットシューズ的な観点からすると安物のナイロンソールのシューズのほうが厚さ12mmと圧倒的にオススメです!(笑)ちなみにクリート厚もデルタ(写真は互換品)はごらんのとおりのブ厚さ。

てなわけで、自分はルックKEOからの乗り換えなのでこれで仮想股下がさらに4mmほど伸びた計算になります。一方、本当にオススメなのはシマノSPD-SLからの乗り換えで、その場合はナント7.5mmも高くなります!

ch_scrtsdl_d.gif

さて次はサドルスタックハイトなのですが、これは実際のサドル高が上がるわけではなく“見かけ上、サドルが上がって見える”という意味で、薄いサドルをチョイスする事でシートポストが伸び上がるのでブランドロゴが隠れてしまってカッコ悪い場合などに有効という事になります。

ch_scrtsdl_d1.jpg

ちなみに、標準的なサドルの厚さはだいたい45mmぐらいですが、レース向けのハイパフォーマンスサドルになると40mm前後で「じゃぁぶっちゃけ何が最薄なんだよ?」という話になりますと、結論は写真のようなフルカーボンサドルです。まぁクッションや表皮がないので当たり前といえば当たり前ですがこのアスピデもどきの中華カーボンの厚みは約34mmでした。もちろんこれは短距離しか乗らない人や尻の皮が厚い人向けで万人にオススメできるものではありません。

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それから、サドルに関してもう一点考慮すべき部分が“座ると沈むサドル”です。これは体重を乗せるとサドルのベース部分がハンモックのように沈み込んでクッションの役割となる設計で、先のフルカーボンサドルなんかは全く変形せずカッチカチですが、見た目が薄いタイプのサドルにはこういったしなやかなものもあるので考慮してみると良いかもしれません。

ch_scrtsdl_e1.jpg

ちなみに、踵で全体重を乗せてどのくらい沈むかを測定してみたのが上図ですが、おおよそ10mmぐらい沈んでいるようです。ですのでこのサドルは平常時が40mmだとして乗車時には都合30mmになっている計算です。
ともあれ、これで仮想股下がさらに10mmほど上がった事に。
以上、機材的にチート出来る股下アップはこれにて完了ですが、ここまででおおよそ20mm近く股下が伸びたことになります!

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さて、ここからは個人オプションになるのですが、短足の原因が“O脚”によるものだった場合は、またここからさらに股下が伸びる可能性があります。
自分の場合、おっさんのくせにもう見るからに内股男子だったので、ネットで調べた“O脚矯正ストレッチ”を騙されたと思って半年ほど続けていたらナント1%ほど伸びました!当初は自分でメジャーを当てて図ってもイマイチよく分からなかったのですが、第三機関(といっても勤め先の健康診断ですが)での測定により身長が8mmほど伸びていた事がわかり「これはちゃんと効果があったぞ!」と。

ch_scrtsdl_g.gif

それから、股下の正確な測定ですが、前記の通り自分で股間にメジャーを当てて図っても正確な数値は取れません。正しい数値を取るには図のように壁にしっかりと体を当て、辞書のようなカッチリ直角のブ厚い本などを当てて壁にマーキングし、それをメジャーで計ったほうがより正確です。
ちなみに股間に直接メジャーを当てていた頃は「だいたい720~730mmの中間ぐらい」などとアバウトな数値でサドル高を計算していましたが、実はこれだと約10mmぐらい損をしています(笑)。で、実際に上記の方法で測定してみたら740mm(O脚矯正済)ありました。やっぱり手を抜かずにしっかり正確に測定すべきでしょう。
そんなワケで、ここまでの涙ぐましい努力により伸びた仮想股下を元にサドル高を計算するのですが、鱈本の例でやってみると、クランク:+5mm、ペダル:+4mm、サドル:+10mmで都合19mmの股下アップですので、740+19=759mmとなります。

そこに、サドル高を求める定番の係数
0.875(書籍“ロードバイクの科学”が元ネタ?)
を掛けると

759×0.875=664mm

という数値になりました。

ちなみに以前は股下725mm×0.88で計算していたのでサドル高は約638mmでした(少し低いとは感じていました)。こうしてみると約26mmアップという、逆に不安になるぐらい劇的な数値となりましたが、残念ながらこれでメデタシとはなりません。最後の審判が残っています。

ch_scrtsdl_h.gif

てなワケで、サドル高を調整後にローラー台にバイクをセットし、それを漕ぐところを後方からデジカメやスマホで撮影し、自分の尻の動きを検証してそのサドル高が適切かどうかを判断しなくてはなりません。
図のように背骨や骨盤がクネクネ傾くようでは上げ過ぎですので3mmぐらい戻してまた撮影し様子を見たほうが良いと思います。ちなみに自分は最終的に657mmで落ち着きました。もうちょいイケそうな気がしなくもなかったのですが、無理をして膝や足首を壊してもつまらないですので。

ともあれ、今回の伸び代はトータル19mmで目標である20mmには達しませんでしたが、バイクの見た目は少しマシになった気がしますし、自分が今できる事は全てやり尽くしたので充分納得しています。まぁ他人が見てもその変化には気づかないでしょうけど(笑)
ちなみに、一連の姑息なシークレット作戦のせいで「かなりペダリングの感触や性能が悪化しているのでは?」という懸念があるのですが、自分が回してみた感覚だと、むしろ「なにコレ!すごく回しやすくて調子がイイ!」というのが正直な感想で、これは多分ペダル軸と自分の足の裏の距離が遠くなった事で足首の関節の可動角に遊びが生まれ、それが「回しやすい」という感覚に繋がったのではないかと思っています。
自分の場合軽いギアをシャカシャカ回す高回転型なので、奇しくも良い方向に転んだ感じですが、近年のトレンドだと“ペダルの踏面と軸は近ければ近いほどトルク伝達に有利”と言われており、これがもし一踏みがズシリと重い低回転トルク型の人の場合は逆に「遊びが多くてダルい」とか「フカフカでダイレクト感がない」などという不満が出そうな気がします。ただまぁ体格に恵まれない人って低回転トルク型はそう多くない気がするのですが。。
そうそう、あとこれは感覚的なものでしかないですが、サドルが高く(たった2cmですが)なったことで視界も高くなり、これをクルマの運転に例えるならセダンから4駆にでも乗り換えたみたいで結構気分がイイです!(笑)

ともあれ、長文お疲れ様でした!

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