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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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物流・信仰の道“奈良駄峠”(前編)


奈良駄峠は栃木県茂木町小貫と茨城県桜川市山口の境にある峠で標高は約310m、高峰山と仏頂山の鞍部に位置し、物の本によると、かつては茨城県岩瀬町(現・桜川市)から陶器瓦を馬に背負わせ運んだり、栃木側からは雨引山 楽法寺(雨引観音)へ参拝するために峠を越える人々の信仰の道でもあったという。道路は昭和20年代に拡張工事が進められたものの頓挫。当時付近ではすでに仏ノ山峠(栃木・茨城県道1号:宇都宮・笠間線の旧道)が広く利用され、結局、奈良駄峠は改良が進まぬまま現在に至りすでに利用者は無く廃道同然の状態となっている。

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まずはコース概要ですが、起点は栃木県茂木町小貫で標高約200m、終点は茨城県桜川市山口で標高約100mで距離は約3.5kmとなります。ただし付近にクルマを置ける場所がないので笠間市総合公園にクルマを停め、そこから仏ノ山峠を越え栃木県茂木町小貫まで行き、帰路は茨城県桜川市山口から鍬柄峠を越えて笠間市総合公園まで戻る総距離約20km、獲得標高約430mの3峠越えサイクリングです。

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そんなわけで、茨城県笠間市総合公園に移動母艦でやって来ました。今日は利用者が疎らだったのであまりコソコソせずに堂々と駐車して大丈夫でした。まぁ公園を利用しないのに駐車場だけ利用するという事に若干後ろめたい気持ちが無いわけでもありませんが。あ、それからどうでもいい事ですけど移動母艦の正式名称は“ワスラー”ですので念のため(笑)

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さて、まず最初の峠は仏ノ山峠。ここはロードバイクで2度通っているのでこれといって目新しいものはないのですが、今回は探索用の鉄のマウンテンバイクなので登り坂が地味にキツイ(笑)1月の真冬だというのにすでにじんわりと汗ばむほど。

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ほどなく栃木県茂木町小貫に到着。ご覧のとおり谷間の小さな集落がイイ感じでまさに山村といった趣。ここは三方を山に囲まれているロケーションなので外界を隔てた雰囲気が週末のプチ現実逃避サイクリングには理想的。

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集落を抜けると“自動車は通り抜けできません”の看板。「左右どっちもダメなのかい!?」とツッコミを入れたくなりますが、すでにGPSにルートを入力済みなので迷う事なく左をチョイス。ちなみに右は“林道:高峰線”で行き止まり。
それからここで写真を撮っていたら後方からどうみてもこの集落のものとは思えない高級外車が入ってきて、この看板の前でしばらく固まってましたね(汗)もしかしてカーナビでは車道として表示されちゃったりするのでしょうか奈良駄峠。

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ともあれ、左折後しばらくするとダート開始。このあたりはまだ生活感があり全然荒れてはいません。

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意外なことにコンクリート擁壁とガードレールが施設されていて思っていたよりもマトモっぽい。それに年代も意外と新しそうに見えます。ただ、路面は大粒の石が転がっていて走りづらく、勾配も見た目よりはキツい。

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しばらくして広場らしきところに到着。これを見て思わず「ほら出たよ…かりそめのフレンドリー演出…」と何となく状況がわかってしまった感じ(汗)これは一度、行政が公園整備した感じですね。で、その後は“釣った魚に餌をやらない方式”で荒れ放題のパターン。それから、ここまではクルマでも入ってこられそうですが、ここから先は一気に林道っぽくなるので、一般車両はここでUターンして引き返してくださいという意味なのかも。

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さて、ここからしばらくは普通のダート林道という感じで、植林された木はきちんと手入れがされているようで、今でも人が入っている雰囲気です。

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ほどなくして分岐。といっても左は軽トラがUターンするぐらいのスペースしかなく右が本線なのですが、ここから先は人間1名分の昔ながらの徒歩道にレベルダウン。。チャリを漕げるのもこのあたりまでで、あとはひたすら“押し”に。

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しかし途中でいきなり道が大爆発(汗)
もはや道も林もメチャクチャのグチャグチャでどうしていいかわからん!

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やむなくチャリを停めて付近を観察すると、どうやら崩落が起きて道がなくなってしまったようで、その土砂の流れた斜面をよく見ると薄っすらと踏み跡らしきものがあるのを発見。この20センチぐらいのラインを、チャリを担いでカニ歩きするのはかなりの緊張です(汗)

ファイト~!いっぱ~ツ!

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おっしゃ~!越えたぜ!と思った矢先、前方から何やら気配!?

あっ!人!?

マジでビックリ。日曜の朝にこんなところを通る人がいたなんて。。向こうも「え!?」って顔をしてましたけどね。
そういえば小貫の集落を通ったときに3人ほど現地の方と遭遇し挨拶を交わしたものの誰も「アンタどっから来たの?自転車?この先の道は通れないよ?」とツッコんでくれなかったので(笑)ちょっと拍子抜けしていたのですが、ここは案外普段からハイカーの出入りがあり部外者なんてさほどに珍しくもないのかもしれませんね。

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道の状況がかなり改善し歩きやすくなった頃、何か構造物っぽい物があったので撮影。橋の欄干か何かでしょうかね?ボロボロに朽ち果てていて元の形がさっぱりわかりませんが。。

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そして道中にはこんな看板がありこの山道を中途半端に整備した黒幕が判明しました。県民税だそうです。手前の橋は原型も留めぬほど崩壊しているのにこういう看板はちゃっかり朽ちないのネ(笑)

それから、GPSで確認すると峠はもうそろそろ現れてもいいはずなのですが…









!!!!!




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ええぇぇぇぇぇぇ!? ウソでしょ!?
何でここにクルマがあるの?意味がわからないよ!どうやって運んだの?

…と峠を前にして衝撃的な光景を目の当たりにし、なんかもう映画“猿の惑星”のラストシーンを思い出したヨ…

ああ!なんてことだ!
やっぱりここは栃木だった!!!!
(汗)

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そんなわけで、まぁビックリする事がいくつかありましたが無事に奈良駄峠に到着。V字型に掘り込まれた鞍部に落葉と陽光。昔ながらの徒歩道の峠の雰囲気が良いですね。それとやけに広いのが印象的です。

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それから茂木町の公道であることを示す町道終点の境界標を発見。そうか、中途半端に公園整備をしたのは県で、その後の管理を放置しているのは町なのかも。ってことはここまでの栃木県側は「ビミョ~に廃道ではない」という事ですかね。

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ちなみに、この峠は高峰山と仏頂山の鞍部なので当然それらの尾根道と接続しているわけですが、それが“関東ふれあいの道”に指定されているので実は案外メジャーなハイキングルートだったりして、ネットで検索するとこの場所の画像が結構出てくるし、マウンテンバイクを持ち込んでる人もいるようです。まぁそういう意味ではそれなりに俗化していてあまり神秘性が期待できる峠ではないかもしれません。

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しかしその“関東ふれあいの道”でさえ整備状況はお世辞にも良いとは言えない感じに見えますけどね。。

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それから、奈良駄峠以外にもこのあたりには山道が豊富で、自分が調査済みの物件だけでも西には高峰山越えの林道:平沢線”“門毛坂(凍り坂)”、“林道:小貫・深沢線”、そして東には“県道1号:仏ノ山峠”といった具合で、以前ロードバイクで訪れた時の案内板に詳しいイラストマップ(※画像クリックで拡大)があったので写真に収めておいたのが改めて大変役に立ちました。そうそう、奈良駄峠の正式名は“町道山口・奈良駄線”で、奈良駄は“ならだ”ではなく“ならた”と濁らないのが正しい読み方なようです。

さて、これにて栃木県側のサイクリングは完了。次回後編では峠の茨城県側をレポートいたします。

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