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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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橋と橋の「林道黄金沢線」


鹿沼市の林道探索の中で、比較的新しく高規格な「黄金沢(こがねざわ?)線」は当初それほど期待はしていなかったのですが、その付近には意外と興味深いものがあったので今回まとめてみました。まぁ黄金などという名前ほど大げさなものでもないですが…それにしても林道の慣例である付近の地名を冠する法則から外れたこの平成生まれのキラキラネーミングは一体どこから出てきたのか、謎です。

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そんなわけで、まず冒頭の写真にある橋は大芦川にかかる「塩沢橋」で、その袂には竣功記念碑が建立されているものの肝心の竣工年が記載されておらず、帰宅してネットで当時の市長の名前から任期を調べると“古沢俊一(1962年~1988年)”とあり、「え!26年も?長っ!」と実のところ全然年代が絞りきれていないのですが(汗)その話はまぁとりあえずおいといて、

cy_ognsrd_c.jpg

そこから橋を渡り塩沢の集落に入った墓地のところにもまたもや記念碑があり「え!ちょっと待て?ここにも塩澤橋竣功記念碑だと?」と訝しく思い、よく見たらこっちは“村長 古澤傳七”となっており「…てことは、もしかしてもっと古い世代の旧橋があるってこと?マジで!?」と俄かに興奮!(ちなみに帰宅してネットで調べたら、ここ塩沢は昭和29年(1954)に鹿沼市に合併されるまでは西大芦村となっていました)

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そんなわけですぐさま塩沢橋に踵を返して周囲を見渡すと「あっ!アレじゃね?やっぱり廃橋あるじゃん!やった!」と林道のことなどすっかり忘れてヒートアップ!

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それからどこか近寄れそうなルートがないかとチャリを近くに遺棄し草むらをザクザク歩いて見つけた旧道と思われるイイ感じの開けた空間。(写真は振り返って撮影。遠くの赤い橋が現・塩沢橋)。

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そしてこの場所から旧塩澤橋の残存橋脚をデジカメの最大望遠にて撮影したのがこの写真。脇のコンクリート塊も橋の構造の一部なのでしょうか。しかし自分は橋の構造には詳しくないので往時の姿がまったく想像できません。ええい!もっと近こう寄るのじゃ!

cy_ognsrd_e.jpg

と、さらにガサゴソと奥に進んでゆき決定的な物と対峙する事に。

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あぁっ!あったよ!またもや竣工記念碑!

ていうかフォントが明治・大正時代っぽい!カッコイイ!…ところで何で竣功記念碑なのに揃いも揃って日時が記載されてないの?(笑)まぁいいけど。
ちなみに、橋の袂と思われるあたりは樹木が茂る濃い藪となっていて、橋台跡は見当たらず。もしかすると数メートル下の川に下りれば見えるのかもしれませんが、ロード用のビンディングシューズなので正直キビしい。

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ということで、今回は幸運な事に付近で農作業をしている方から“古老インタビュー”が得られたので当時の事をまとめてみると、

「橋は吊橋だったよ。と言っても上から吊るヤツじゃないよ。下にロープ張ってるヤツ。」
「橋脚は最初からあの一本だけ。あそこまで1スパンで橋が吊ってあった。」
「床板は木の板で、あと手すりはちゃんとしたものではなかったから自転車で渡った時に橋から川に落ちて顔にえらい怪我をしたことがあったよ。俺が小学生の頃だからもう60年ぐらい前かな。」
「なんだい?ああいう古い橋とかが好きなのかい?」 (笑)

てなわけで以上の事から想像してみると、高い主塔の無い1スパンの吊橋で、写真右側の橋脚のあたりまでは短い永久橋的な造りになっていたのかなぁ?なんて想像してみたり。それにしても、うん。イイ。往時の妄想が楽しい。間違ってるかもしれないけど(汗)
しかしこうして蝉しぐれや川のせせらぎを聞きながら、真っ黒に日焼けした少年が自転車で橋を渡る日本の原風景的なシーンを想像するのもまた趣(おもむき)というヤツですね。

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さて、あまりにも塩沢橋の件が面白かったのでぶっちゃけ林道の事はもうどっちでもいい気持ちですが(汗)一応概要を書いておきますと、林道黄金沢線は栃木県道14号鹿沼日光線と240号石裂上日向線を連絡する峯越え林道で、地図に登場するのは2008年以降と、特に歴史の絡みもなさそうな新しい林道で、国土地理院の地形図上でも太い線で記載されていて高規格。そして等高線に沿ったスマートな線形で快適なサイクリングを楽しめる…かと思いきや、平均勾配は約11%という、近隣の「林道小川沢線」に負けず劣らずの険しい坂で正直スルーしたい気持ちでいっぱい。。

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しかしまぁ、泣き言をタレていても仕方がないのでサッサと調査を済ませて早く家に帰ろうぜ!(汗)という事で、塩沢集落のメイン通りを進んで行くといつの間にか林道黄金沢線に。まだ民家があるのにもうここから林道って事ですか?

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突入してみるとやはり路面はまだ新しく、幅員も4メートルほどあり余裕のある高規格な林道でした。ただし走りやすいかというと別にそうでもなく、やはり勾配のキツさがネックに。

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ちゃんと道路脇に側溝が整備されているにもかかわらず結局道路が沢になっちゃっているあたりが林道クオリティ(笑)そして標識もやはり一般道規格のものではないこの林道独自の「落石注意」だけでした(画面左奥)。ちなみにここでついうっかりダンシングしたら一気に後輪のトラクションが抜け、気がついた時には路面に尻餅をついておりポカ~ン…(汗)

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あぁ!もう!長げーよ!疲れたよ!と散々文句をタレながら辿りついたこのあたりが峠の鞍部。大規模な法面工事が施され苔蒸した風景はまるで別の惑星にでも来たみたいです。ちなみに、やはりというか、ここまでの眺望はゼロ。サイクリングコースとしての魅力は残念ながら希薄です。まぁ林道ですからね。空が見えるだけでもまだマシなほう。

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そして道は下りに転じようやく楽に走れるかと思いきや、加蘇側の法面はほとんど無普請の岩肌であちこち落石まくりでシャレになってない。もしかして建設予算の都合なのでしょうか。いくらなんでもこれは酷い。

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この場所に立って撮影するのも嫌になってくる崩壊斜面。そしてタイムリーに台風シーズンという(汗)

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それからグルグルと九十九折の坂を下りつづけブレーキを握る手がいい加減痛くなってきた頃ようやく出口に。ご覧のとおりいきなりのチェーンゲートですが、いまさらこんな事されてももう引き返す気力も体力も無いので膝丈ぐらいのヤル気のないチェーンをアッサリと跨がせてもらい脱出しました。。でもまぁあの崩落ゾーンを見てしまうと、一般車両に通行して欲しくない気持ちもわからなくもないですが。

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林道を出て帰路の県道240号を下っている時に、またもや橋脚の一部とみられる遺構に気がついたので緊急停車。まるで聳え立つ現代美術の趣というやつ。

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そして川向こうには橋台が残っているのですがその先には何があったのでしょうか?民家跡?しかし細い一本のコンクリート橋脚なのでそれほど大規模な通行があったとは思えないのですが…などと近隣をウロウロしていたらふいにものすごい冷気のようなものが体に吹き当たり「え!?何この冷たい空気は?」と辺りを見回すと…

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ド~ン!!!!

ええ~!?何コレ?ヤダ怖い!

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近づいてみると右読みで“加蘇鉱山大通”とあり、「…コレもしかして鉱山跡?ウヘェ~!超~ヤベェよ!」と戦々恐々。もっとも、柵があり中には入れないし怖くて入る気にもなりませんが、帰宅して「加蘇 鉱山」でググってみたらやはり廃鉱山でした。Wikiには「加蘇鉱山…マンガン(1872年~1966年3月閉山)今井鉱業(株)-鹿沼市上久我」とあり、物の本によれば大正期には二酸化マンガンの産出量が1,000トンを越える国内有数の鉱山だったようで、近隣には他にも「野上・岩神・高平」鉱山などが点在するようです。…しかし驚いた事に、こんなところにまで潜入して内部の撮影などを行いネットに写真を公開している廃墟マニアの方が複数おられるようで、興味のある方はぜひ「加蘇鉱山」で検索してみてください。マジ凄いです。。オレには絶対ムリ!

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そんなわけで、林道そのものは凡庸でしたが両端の沢には素敵な歴史遺構がいくつか残っているロケーションですので、ある意味これらがお宝(黄金)なのかな?などと勝手な解釈にてここいらで強引に〆させていただきます(笑)

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