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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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長野/群馬 国境「毛無峠」


恒例、夏の遠征サイクリング2017は長野県と群馬県境にある毛無峠に行ってまいりました。現地までクルマを運転していてすでに山・山・山の「山尽くし」を通り越し、もはや「山まみれ」といった感想で、もしこの土地に生まれたら一生ヒルクライムコースに困らないなぁ(笑)などと余裕をブッこいていましたが、いざ走ってみたらあまりの自然の雄大さに「すみませんでした。」と半泣き。

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さて、今回のベースキャンプは長野県小布施町にある「道の駅オアシスおぶせ」。高速道路のPAと合体したタイプの道の駅で、施設が充実していて快適でした。風呂はスマホで検索すれば温泉がいくつかヒットしますので不自由しません。自分は明日のデポ地の下見を兼ねて須坂市にある温泉を利用しました。
それから、車中泊も今年で3年目となりだいぶコツを掴んだというか必要な装備が充実してきて、とくに100円屋の車内カーテンや日よけスクリーンで完全に窓ガラスを塞いだので夜中にゴソゴソ走り回る周囲のクルマのヘッドライトから睡眠が守られとても快適。

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というわけで、おはようございます(笑)場所をデポ地に移動して今度は須坂市臥竜公園からサイクリングスタート。一応、ここにクルマをデポするにあたりこの時期に行われる催しなどがないか事前にネットで確認したので多分そう迷惑にはならないだろうと判断しました。ちなみに朝の6時前にも関わらず地元の老人達がウォーキングやポケモンGOに勤しんでおられました。市民から愛される憩いの場なんですね。

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須坂市内から目的の長野県道112号まで県道54号を経由するのですが、すでに3%ぐらいの坂です(笑)山に囲まれ平地が少ない土地柄からか結構勾配がキツくなる所まで人が住んでいるようで、最大で勾配6%ぐらいの所まで民家が続きました。

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山が見えてきましたがどんよりと厚い雲に覆われ天候が心配。天気予報では曇りのマークでしたが標高が上がるとヤバイかもしれない。気が滅入りますなぁ。。ちなみにもうすでに勾配はデフォルトで6%な感じで、こっちも先が思いやられる(笑)

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そしてダラダラ登り続ける途中で偶然に旧道と廃橋を発見し思わず吸い寄せられる(笑)

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電気柵で囲われていて入ることはできませんが、親柱の銘板にはそれぞれ「樋澤川」「樋澤橋」となっていました。

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電気柵の網目にそ~っとカメラを突っ込む「電撃イライラ棒」状態で撮影した橋の姿。荒れたコンクリートと苔や雑草の緑が映えますね。うん!イイ感じ。

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さて、すでに県道112号に入り「いよいよ遊びもここまで」といった感じで11%ぐらいの勾配がガチに続きます。踊り場のような場面もほとんどなく正直キツいです。でも途中で野生動物のものと思われるデカイうんちが落ちていたので止まって休む気にはなれませんが(汗)クルマの通りはそこそこあるのでそれほど寂しい道路というわけでもないようです。

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天気もだいぶヤバくなってきた頃に路面崩壊を告げる表示が現れるも「チャリなのでどーてこたーない」と余裕。最悪はチャリを担いでの「I'm Bad Boy!」も辞さないので(汗)

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本来ならここから遠くの山々や街が見下ろせるのだろうけど、ご覧のとおり完全に雨天ズブ濡れのサイクリングにすでに泣き入ってます。それから今日はこの調子で1800mほど登る予定で、勾配はおおむね容赦のない9%ぐらいですが時々6%ぐらいまで緩むところが来ると「ああ。ラクになってきたぁ~」などとつい思ってしまう思考崩壊(笑)しかし時々高度計をチラ見すると結構な勢いで数値が上がっているのでさすがにキツイだけの事はあるのだなぁと関心。

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途中で現れた山神社。古びた鳥居と岩の上に建つ小さな祠の組み合わせが面白い。これではさすがにお参りはできませんが一礼して通過。ちなみにこの手前に展望台があったのですが、悪天候でどうにもならず帰路で雲の隙間をついて撮影したものが今回の記事冒頭の写真です。

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相変わらずキツイ登り坂が続き着実に高度を上げ続けているのですが、ズブ濡れで薄暗い森をさまようヒルクライムに飽きてしまい、気晴らしに路傍の植物などを眺めていたら、ここ長野にも「アカンやつ」がおりましたわ。。というか、驚いた事に何の臆面もなく普通にそこいらじゅうにボッコボッコ生えとるがなドク○ツギ!(汗)

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それから毒草といえばもう一つ、長年実物を見たことが無い「トリカブト」を一目見てみたいと、こうして高山帯のサイクリングでは必ず探してしまう紫色の花なのですが、これは違うね…。

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これも違うか…。うーんトリカブトはもっと花自体がすごく変な形(鶏の頭みたい)をしてるから生えていればすぐにわかるハズだよな…。今回もまた発見ならず…か。

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などとトキシック植物観察に気を取られているうちに現れた標識。いよいよ目的の毛無峠が近づいてまいりました!…が、天気はご覧のとおり雨と霧で最悪。。

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1車線分の細い道路を進むのですが、視界はほとんどゼロに近くいいとこ20mぐらい先しか見えません。本当なら山の斜面が一面に広がっている絶景のハズなのですが。。まさに五里霧中とはこの事…

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というわけで、四輪駆動のクルマが数台駐車しているところに到着したのでここが毛無峠のハズですが、ご覧の通りの雨天&霧で視界ゼロ。そしてここが有名な索道のある撮影スポットのハズですが、霧の中に辛うじて数本の影が薄っすら感じられる程度の有様。せっかくここまできたのに「うぇ~ん!」という気持ちです。。

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そしてここが「グンマー国境」で有名な場所。やはり何も見えず「うぇ~ん!」ってなる。。しかし、クルマでやってきた若い男子2名がこの景色に「ていうかリベンジに来てコレ?マジで?」などと会話していたので、ここは厳しい自然が支配する環境であり、そう易々と絶景を見られるとは限らないのだと痛感。。
でもさぁ…オレ遠征なんてそう滅多にできないし…5時間かけてクルマでやってきて、さらにチャリで脂汗かきながら1800mも登ってきたのに…この真っ白って…(白目)

…と、どうすることもできず失意のまま下山。。

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しかし、下界に下りる途中から天候が回復してきた事に気がつきまた別の後悔に苛まれるものの、「そうだ!昼飯を食ってから帰りがけに午後クルマで立ち寄ったらエエやん!」と気がついたので、以降の写真は午後に再訪&再撮したものとなります。

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とはいっても、天候回復で雨と霧こそ止んだものの流れる雲の隙間をついた一瞬の晴れ間を狙った撮影なのでやっぱり難しい。クルマで再訪しているのでそのチャンスを狙ってある程度は現場で待機できるけど、それができない軽装のロードバイクではまさに運次第といったところでしょうか。

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さて、この錆びた索道が残る「小串鉱山跡」ですが、かつて最盛期には2000人以上が暮らす大規模な硫黄鉱山で、大正5年(1916)に操業を開始し事業は堅調だったものの昭和12年(1937)には大規模な地滑りに見舞われ死者245名を出す大惨事に。その後も営業は続いたものの昭和46年(1971)にあえなく閉山。多くの鉱山がそうであったように、またここも盛者必衰の運命を辿る事に。

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その原因は定かではありませんが、恐らく「脱硫技術の確立」によるものだったのではないかと想像。というわけで「脱硫」とは原油から不純物を精製する過程で行われる処理の事なのですが、折りしも昭和30年代は日本国内で急速にモータリゼーション(自動車の普及)が進み、昭和40年代あたりをピークにガソリンの需要や原油の輸入が大幅に増え、わが国でも石油の精製技術が発達し「石油を精製すれば硫黄なんてその副産物としてタダでいくらでも採れるようになった」のだから、硫黄鉱山の経営はまさに晴天の霹靂といった状況に置かれたのではないでしょうか。

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毛無という名前の由来でもある木の生えない景色。標高は1900m弱で森林限界というほどでもないように思えますが風雪など自然環境の厳しさゆえか、はたまた地質や鉱害なども関係しているのでしょうか。

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ともあれ断片的ではあるものの、自分の目でこの絶景を見る事ができこれでようやく家に帰ってぐっすり眠れそうです(汗)

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最後に、一泊二日お世話になった長野県須坂市の姿を。山に囲まれ谷の部分に人々の営みが集中しているのがよくわかる景色で、関東平野に住んでいる自分は「世の中には色々な土地があるものだなぁ」としみじみ感じた次第。素晴らしい自然と貴重な体験をありがとうございました。

P.S. ひさびさの筋肉痛です(笑)

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