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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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林道クエスト「天出線」
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どん詰まりではなく通り抜け可能な林道はないかと、普段から地図を凝視しまくっているのですが、ちょっと気になる林道を見つけ書物などで事前調査をしていたら期待がどんどん膨らみ、いざ来てみたらやっぱりそれ以上でもそれ以下でもなかった…というボツネタです。なので面白くはありませんがブログのネタが乏しいのと、今後マウンテンバイカーやモト・オフローダーが無駄な時間と労力を払わなくて済むようまとめてみました(笑)

cy_tndrd_v.gif

というわけで、大失敗した原因である事前調査の罠ですが(汗)、まず現地は、昭和30年(1955)に「前日光県立自然公園(図は鹿沼市史より転載)」に認定された自然公園内に位置し、それ以前の時代からも石裂山(おざくさん)の奥の院と2箇所の神社(加蘇山神社と賀蘇山神社)が鎮座する歴史ある山岳信仰の聖域で、そこに開削される林道がただの林道だとは思えなかったのです(ハズレましたが…)。



そして地形図(マウスカーソル・オンで切替)を見るとそれぞれの県道から尾根に向って伸びる林道が確認でき、それが等高線にキッチリ沿った車道的なラインを描いている事から、林道として開削しつつも何れはここも観光道路としての機能を持たせる目論見があるのではないか?などと勘ぐってみたりするワケです(ハズレましたが…)。

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だって、迂回だと一度街に下りて谷を一本チェンジしてまた同じ標高あたりまで登ってくると距離が30km近くにもなってしまうんですよ?それ不便じゃないですか?…などとまったくこの土地に縁もゆかりもない部外者のオレですらそう思ってしまうくらいですので、地元の有力者の間から尾根を突き抜ける連絡道路建設の話の一つや二つ持ち上がっても不思議ではない気がするのです(ハズレましたが…)。



といったワケで、現状で完成している部分がピンクのラインで、残りの尾根越えの未通区間を想像してオレンジのラインを引いてみたのですが、同地点の古い地図(カーソル・オンで切替)を見ると近い位置に徒歩道が通っていた形跡があるようなので、もしかするとそれを適宜利用してどうにか通り抜けできたら面白い探検コースなのではないか?などと、もはや想像の暴走が止まらない妄想家!(←韻を踏んでみました)

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ともあれ、グダグダ言ってないであくしろよ~ら~。ということでボチボチ出発なのですが、念のため橋の竣工年を調べようと思ったら雑草が酷くて銘板が探せなかったので年代は分からず。まぁ今回はファウル・ミッションなのでもうどうでもいいですけどね。ちなみに親柱にある橋名は「天出橋」でした。それから天出と書いて「てんで」と読むらしいです。このあたりのあざ名でしょうか。
それから、突入前に近くの畑で農作業をしている60ぐらいのオバチャンに笑顔で挨拶し、それとなく林道について尋ねてみたのですが、「出来たのは結構古いよ。何十年か前。あと舗装は途中までよ。」との事。そして核心である通り抜けについては「私が子供の頃に遠足で山を越えて向こうの加蘇山神社まで歩いた事があるよ。」との情報を得、「え!マジすかぁ?」と45にもなってバカ丸出しのリアクションをしてしまった事はナイショ。

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そともあれ突入してみると、やっぱりというか林道にしては立派過ぎるのですよこの道路。舗装はもちろん、ガードレールはずっと続き、法面のコンクリート擁壁もかなりしっかりしていて、道幅は雑草の管理が疎かでやや狭くなっていますが6メートルぐらいあるようです。

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…と褒めた矢先に舗装完全崩壊キタコレ。。薄っぺらな簡易舗装なので粉々に砕けて下地の砂利が露出しそのまま砂利道に。ここらのへんの廃道さながらの放置っぷりにも何かワケがあるのではないか?とつい勘ぐってしまうのですが、林業用の車両なら別にこの程度の路面なんてどうということもないのでずっと放ったらかしているだけかもしれませんが。。(でもサボリーマン営業車みたいなのが余裕で駐車してますけど?)

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しかしまぁ、荒れ気味ではあるもののカーブミラーもちゃんとあるし、道路に沿って広がるコンクリート擁壁なんか10メートルをゆうに越える大工事でかなりの土木費用を投じているように思え、これが本当にただの林道なのかとても怪しい(怪しくなかったけど…)。
ただ、しいて言うとここまで勾配がずっと9%以上をキープしていてそのあたりがいかにも林道ルールっぽい(笑)

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そして大汗を流しながら急勾配を登り続けると今度は巨大な鉄塔が出現。ここは送電線のメンテ道路としても利用されているようです。

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しばらくすると舗装が切れ、ようやく涼しい日陰に入れてうれしいのですが、この後すぐに勾配が上がり、サイクルコンピュータが17%を示したあたりで乗車をあきらめ押して登りました。シッティングだとウィリーしてしまうし、ダンシングすると後輪のトラクションが抜けて空転してしまうので未整地でのチャリの限界勾配は概ねそのあたりのようです。ちなみにサイクルコンピュータに記録されている最高勾配は23%でした…というか、これってもう一般車両が安全に登れる勾配ではないと思うので、観光道路説はすでに破綻しましたね。。

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そして辿りついた平場。ここが国土地理院地形図での終点となるのですが、道は左右に分かれまだ先まで開削されているようです。ちなみに今日は全行程(自分が想像で描いた予想ルート含む)を予めGPSに入力して地形図に軌跡をオーバーラップさせているのですが、それによると目指すルートは右寄りを差しているもよう。

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というわけで右に進路を。おお~地図にない道を進むのはドキドキするぜ!

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…と思ったらアッサリ終了。ええ~!そんだけかよ~?オバチャンが言ってた遠足の登山道はどうなってんだよ?オレの予想ルートは明治の徒歩道とGPS上でだいたい一致してるんだぜ?そんなワケあるかよ~?

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と思ってムリクリに山の斜面をトラバースして進んでみたけど、道があった痕跡すらも感じない壮大な藪が谷の向こうまで広がっていて今度こそ終了。ここは一度伐採が行われ若木が再植林されているようでそのための短い作業道という感じでした。
オバチャン!あなたの思い出の遠足ルートは見つけられなかったよ…スマン。
ただ、もしかするとオバチャンの遠足ルートは平場の分岐を左右に行かずにそのまま直進して急斜面を登り続けた可能性があるけどチャリを担いで行くのは正直難しい。

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しかたなく分岐まで戻り、今度は左に進路を取る消化試合なのですが、これはこれで「おお!良いダート!」とMTB遊びとしては普通に面白い。ただ若干気になるのはどうも下っているような気がしてならない事。そして思ったよりも距離が長い事。。このまま県道の別の登り口まで下りてゆければ帰りがラクなのだけど、途中でどん詰まってまたここまで戻ってくる事態を想像するとやや気が重い(汗)まぁ走るのは楽しいから別にいいけど。。

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…で案の定どん詰まり。ちゃんと期待を裏切り続けるあたりがさすが林道。やれやれだぜ。。それからここだけ広くなっているのは作業車を切り返すためなんだねきっと。

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そんなわけで、家に帰ってからグーグルの空撮で調べたらちゃんとそれら分岐路が写っていて、やっぱり尾根を越える道なんて最初から無かったようです。あとオバチャンが過ぎし日に遠足で歩いたであろう失われたルートは…正直もうどうでもいいや。。

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最後に、下山途中に別の支線に少し入って周囲の景色を撮影してみたのですが、いたるところで伐出と植林が行われ活発な新陳代謝が繰り返されている事が窺えます。ですので、観光道路説はやはり想像が飛躍し過ぎていて、現実的には林業の効率アップの目的で高規格な林道が開削されたと考えるのが妥当なようです。トホホ…本に齧りつく頭でっかちは良くないヨ!という残念な教訓になりましたね。。

ちなみに、鹿沼市史によると、
鹿沼市は東日本有数の木材生産地であり、その良好な土質と立地条件から特に戦後新興林業地としての名声を固めている。中心地域は、加蘇・板荷・東西大芦・粕尾・粟野、小来川であるが、これらの地域は鹿沼林業ともよばれスギ・ヒノキの人工造林比率が高い。地区内で生産された木材はほぼ8割が地区内で製材され、県内外に出荷される。製材工場は鹿沼市内に集中し、また建具生産地としては我が国最大の規模を誇っており、日光材素材の最大の消費地でもある。
…ということで、よそ者が余計な詮索をするまでもなく、鹿沼市の林業は目下好況にあるようです。めでたし。めでたし。。
それから、ここは支線が多くオートバイで遊ぶには良いかもしれませんが、勾配がキツイのでチャリだと脚がそう長くはもたないかも。あとはやはり、通り抜けが可能なほうがツーリング感があってなお良かったのですが。。

理想の林道探しの旅は続く。。

…のか?

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