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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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宇都宮アルプス 大網林道網


宇都宮の北部に位置する篠井富屋連峰は「宇都宮アルプス」とも呼ばれ主に登山コースとして親しまれており、サイクリングコースとしての知名度こそ皆無であるものの、そこには複数の林道が張り巡らされ複雑な林道ネットワークを形成しているまさに林道天国(地獄?)ともいえるロケーションであります。



といったわけで、地図をご覧になれば一目瞭然、もはやウジャウジャと張り巡らされた林道がワケわからんカオス状態になっていますが、今回辿るのは本線となる「林道 大畑線」で、あまりにも分かりづらいのでマーカー(マウスカーソル・オンで表示)を入れました。おおよそ距離4km、標高差152m、平均勾配は7.5%といったところです。
ちなみに、現地を走ってみて分かったのですが、この林道網の正式名称は「大網高集団地」で昭和47~62年頃に行われた団地造林事業(栃木県林政史より)と思われ(後述)、ほとんどの区間が舗装されているあたりに力の込もりようが感じられます。

cy_ualpsrdm_b.jpg

では、さっそく道路をご紹介…と行きたいところですが、ぶっちゃけ特筆するような事もなく「林道とはこんな感じの風景が延々と続きます」の一言で終了なんですけどね。。
ただ、森の空気を胸いっぱい吸い込みながら、人の気配のない薄暗い森の中を淡々とペダルを漕ぎ続ける「瞑想」のようなヒルクライムを楽しみたいという方には非常にオススメなんですけど、もしかしてそういう需要ってオレだけですか?(笑)

cy_ualpsrdm_c.jpg

ただし、ここは並の林道よりもマシというか一段上のグレードだと感じるのは「標識がある事」でしょうか。ここは林業者だけではなく一般人も通行するであろう事を想定して建設されている気がします。通常は「何も無いのが林道」ですからね(笑)
それから、一般道は国土交通省、林道は農林水産省といった具合に関係組織が違うので林道に一般道のようなものを期待するのがそもそも間違いではあるのですが、一般道では許されないような急勾配や急カーブも林道なら何食わぬ顔で潜んでいるので注意が必要でしょう。ただしこの路線に関してはそういったものはほとんどありませんでした。勾配は最大でも10%程度です。そういう意味でもここは「ちゃんとしたほうの林道」です。

cy_ualpsrdm_d.jpg

途中で登山道の入り口と思わしきところと遭遇。標識が倒れちゃってますが踏跡がクッキリあるので利用する登山者は意外と多いのかもしれません。というか、この林道を通行中にクルマやチャリとは一台も出会いませんでしたがハイカーとは3名ほど挨拶を交わしたのでやはりサイクリングよりも登山向けといったほうが正解かも。

cy_ualpsrdm_e.jpg

途中で交差する支線の中で紛らわしかった部分がこの峠の部分。もちろん左が本線ですが、個人的にはいかにも通行が少ないオーラを発してる右側の道路が気になる(笑)

cy_ualpsrdm_l.jpg

というわけで分岐を右に寄り道してみたのですが、どこまでも舗装が続いていてよくわからんので途中で撤収。地形図だと点線なので未舗装・徒歩道だとばかり思っていたのですが意外でした。まぁ水と食料、体力や時間に余裕があるならどこまでも辿ってみるのも面白いかもしれません。

cy_ualpsrdm_f.jpg

今度は気を取り直して本線に復帰。峠を過ぎて道は下りに転じるのですがガードレールが良心的(笑)

cy_ualpsrdm_g.jpg

しばらくしてまたも左手に支線の分岐があるのですがキリがないので無視して下ります。ここから先は直線的に下ってほどなく大網町の集落に出るのですが、途中に興味深い記念碑がいくつかありますのでご紹介したいと思います。

cy_ualpsrdm_h.jpg

まず一つ目の記念碑ですが、内容は

國有林野拂下記念碑
参議院議員 横川信夫 書


となっていて、ここは国有林の払い下げだった旨がガッツリ刻まれています。

cy_ualpsrdm_i.jpg

それから、多分これが団地造林事業の記念碑かと思われます。

(栃木県林政史より抜粋)
低位利用のまま放置されている森林を計画的、集団的に人工林に転換して、今後増大する木材の需要に対応させ、併せて、山村地域の振興に資することを目的として、国は昭和42年5月に「団地造林事業実施要網」を制定した。


cy_ualpsrdm_j.jpg

そして最後が、大網林道開設の記念碑。

昭和29年3月竣工 参議院議員 横川信夫 書

とあり、重要なのはここでも登場する「横川信夫」氏の名で、この方は後の栃木県知事であり、昭和34~48の4期の任期中に栃木県の様々な土木事業に関わった人物で、林野庁の官僚から参議院議員、県知事との変遷がこの記念碑で分かって自分はちょっとスッキリしました。ちなみに横川信夫氏の名は以前このブログでご紹介した「大越路峠」の記念碑にもあり、他にも「いろは坂」「金精峠」「日塩もみじライン」「塩那スカイライン(未完)」など、名だたる道路に関わる「栃木県の山岳道路の父」とも呼べるような偉業の人物で非常に興味深いです(残念ながら1974年に病没されております)。

cy_ualpsrdm_k.jpg

さて、ちょっと道路オタクみたいな内容になってしまいましたが、市街地からも程近いこのロケーションはヒルクラ・トレーニングやちょっとした森林浴など、利用価値はそれなりにあるように思えるのですがいかがでしょうか?ちなみにクマもイノシシもいない山域だそうなので野生動物に怯える心配もなく安心して走れるのもまたウレシイですね(小心者:笑)

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