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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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茂木町の林道と御前山ダム


栃木県茂木町にある距離13km・平均勾配8%というドM向けの林道と、茨城県の御前山ダムを巡る山道サイクリング。ちょうど田植えの時期なのでダムの水位も下がっているのではないかと予想して来てみましたが、湖底に沈んだ旧道の亡骸がガッツリ露出していて大変興味深いロケーションでした。

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さて、件の林道は茂木町にあるものの登り口は益子町との町境に近いので、まず益子町を目指して走るのですが、ご覧のとおりGWによる超絶混雑状態なのでたまらず進路変更で市街地を離脱。

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益子市街地を抜けて向うのは県道1号宇都宮・笠間線。目指す林道はこの道路沿いになります。ちなみに県道1号を南下し続けると仏の山峠を通り茨城県笠間市に接続します。自分も度々通っていますがこのあたりは緑と適度なアップダウンが続きサイクリングには適した環境だと思います。

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途中にある道の駅「いい里さかがわ館」が日常世界での最後の補給基地となりますので(笑)林道という閉鎖的な非日常空間に足を踏み込む前にここで食事やトイレを済ませておきましょう。林道の入り口は狭くてわかりづらいものの、実はここから目と鼻の先だったりしますのでこの道の駅を目印とすると良いかと。

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そしていよいよ突入。思ったよりも広葉樹の天然林比率が高く、植林された人工林よりも明るくて雰囲気は悪くない。道幅も一般的な林道よりも僅かに広いので安心感はあるものの勾配はキツイ。

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この林道において途中で出会った通行者は二人のハイカー「だけ」でしたが、こんな所に登山口があったのですね。どうりで途中に桜の木が植林され並木になっていたりして、林道のわりには見た目の雰囲気が良いワケです。しかし、この林道はこれから本格的に牙を剥く事に。。

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これが林道の全体図になるのですが、いくつもの小さな尾根を越える事になり見るからに凶悪な九十九折が続くのですが、本当の地獄は最初の尾根を越え並柳という小さな集落の分岐路を右に折れた先からなので、もしここまでに疲れを感じたら分岐を左に折れて現実世界に戻るのが良いと思います。ここが最初で最後のエスケープルートです。

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まぁ脅す意図はないのですけど、山奥の林道なんて途中に何もありませんし誰も通りませんからカラダやチャリに何かトラブルがあったらもうオシマイです。十分な量の水や食料を携帯しないとエライ事になりかねないので、最低でもボトルは二本差しましょう。自分は今回、サドルバッグとトップチューブバッグを装着し、カメラや携帯のほか、GPS、チャリの修理工具、絆創膏やサプリメント、そしておやつを充実させて万全を期しました。
それから「今は気候がいいから大丈夫。」などと安易に思われがちですが、思っているよりも日差しは強く気温は上がり、まだ暑さに慣れていないカラダは容赦なく紫外線に焼かれ、そして水分を失い徐々に疲労が蓄積し、実はこの時期は何気に「危ない」のでナメてはいけません。
以前標高1500mの林道でまんまとそのような危機的状態に陥り、自転車を放り投げて道端に座り込んでいるところをまたまた通りかかったハイカーに水や食料を分けてもらいなんとか下山できた経験のあるオレが言うのだから間違いない(汗)あれはヤバかった。。

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というわけで、だいぶ話題が脱線しましたが、並柳の人間界を通過して人外の林道に再び突入というところに話を戻します。写真で雰囲気が伝わらないのがもどかしいですが、ここから道は幅員が狭くなり、繁茂する植物や路面の落葉など、徐々に怪しくなってゆきほとんど人が通らない事が伝わってきます。事実ここからの約1kmは切れ間なく勾配13%が続く鬼区間となり、今日一日分のエネルギーが全部ここに持ってゆかれる感じです(笑)嗚呼

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…そして、あまりにも鬼区間がキツ過ぎて途中で写真を撮る余裕がありませんでしたが、この分岐点が鬼区間終了の目安。いやぁ林道って道路のデザインがメチャクチャだね。。非常識な急勾配や鋭角カーブ、逆バンク、激細ギリギリ幅員など何でも有りのアルティメット状態。よくもまぁこんなムリクリに道路を通したものかと関心するしかない区間でしたよ。。ちなみにここでの分岐は左が正解。この後ちょっとしたご褒美が用意されています。

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というわけでハイ!ご褒美。この林道の正式名が判明しました。「林道 高田新田並柳線」だそうです。脂汗必至の鬼区間を登ってこないと解らない位置に標識を設置してあるあたりがホント憎いゼ。。

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ここは林道ですから見晴台や東屋といった観光的なものは一切なく、ひたすら曲がりくねった坂道が延々と続くだけで正直退屈なのですが、この場所だけ突如道が開け巨大な砂防ダムが目に飛び込んできて、思わず危険を承知でその堤体の上を歩いてみたくなりしばし良心と葛藤。「フン。そんなことはクソガキや幼稚な大人のすることだ。良識あるこのオレが、まさか、そんなこと…」

…とか言ってしっかり遊んでるし(笑)

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無事林道を脱出し県道51号を経由して県道291号に。ここは地図上だと「ツインリンクもてぎ」の中を通過していて「えっ?」ってなるのですが、実際は立体構造になっていてちゃんと施設と公道は別ですのでご安心ください。

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県道291号をダムに向って北上。道中にある桧山の集落は特に見所があるわけではないのですが山間の長閑な風景が良い感じでチャリをゆっくり流しました。そして民家が途切れたここからが茨城県の常陸大宮市。御前山ダムまではあともう少しです。

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ダム本体の姿を見る前に、すでに旧道キタコレ。。この柵を越えて旧道沿いを進めばいずれ道は水面に吸い込まれるようにして消滅…という事になるのですが、今回はゲート破りの「I'm Bad Boooy!」は無し。

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でもまぁ入り口付近の写真を撮影するぐらいならいいかな。こんな感じで旧道は花と緑に覆われるステキな小道と化しておりました。

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現道(ダム工事に付随して作られた迂回用の付替県道)から見下ろす旧道にかかる橋。左手に現役の民家があってウロウロしてると即通報の可能性があり通行は不可能でしょう。もっとも、今回はこうして現道から見て楽しめる廃道ですのであえてムチャをする必要もないですけどね。

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こちらが廃道の終着点。禁止区域に入り込んで釣りをしているBad Boooy!が2名おりますが、その後ろを通っているのが旧道291号。ガードレールの板が外され支柱だけになっていてそれが点々と続いている姿がなんとも哀愁を誘います。かつてここを通行していた人はこの景色を見て、どんな気持ちになるのでしょうね。このダムはまだ完成から5年しか経っていないので、人々の記憶も生々しいと思うのですが。。

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一応事前にこの周辺の旧地形図と現在の地形図を見比べ、3つの道路が接続していたのを確認し、他にも沈んだ旧道があるはずなので可能な限り辿ってみたのですが、やはりありましたよ林道。普段は植物の緑のあるところまで水位があるのでしょうが今は下がっているので、覆い隠した過去も太陽の下に曝け出されている状態。

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そんなワケで、現林道との分岐点に来て見ましたが「Oh! My God!」いきなり法面が崩壊していて終了~!

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ロードバイクでは100%ムリなので徒歩で少し入ってみましたがほどなくゲートと警告が現れて今度こそ終了。乗り越えることもまぁ可能ですがここまですでに「ロードシューズでムチャしやがって」な状態ですし(笑)このまま辿ったところで最後に道路がどうなるのか、すでにオチを見てしまっているのでその必要もないでしょう。

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次は「茨城県道39号笠間緒川線」の旧道跡を探して現道を南下。湖面にポツリと浮かぶカーブミラーが寂しすぎる。。ここで県道番号が表示された六角形の標識があったりすると絵的には素晴らしいのですが、さすがにそれは外してから水没させているのかな?間違ってクルマがそこに飛び込むかもしれないですし?

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欄干だけ水面に顔を出して水没する橋発見。こうしてみると現場まで結構足跡がたくさんあるので釣り人・もしくは廃道ウォッチャーなどの人の出入りは案外多い?

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ちなみに、茨城県道39号笠間緒川線の旧道跡との分岐は完全にシャットアウトでした。まぁ徒歩だったらいくらでも隙間から通れるのですが、御前山ダムの廃道群は現道からも見学できるし、道はいずれもダムに水没のオチですからわざわざ入ることもないでしょう。以上廃道散策はこれにて終了。

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一応、ダムの堤体のほうも軽くご紹介しておきたいところですが、このダムは一般開放されていないので遠くから眺めるだけだし、構造も「ロックフィル」で緩やかに石を積んだ感じでイマイチ。。ダムというともっとこう洋画のラストシーンに登場するような巨大なコンクリートの断崖みたいなイメージですが、それとはそもそも構造が違うので期待したところで仕方がない。

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ダムを下った放水口付近にこんなものが転がっていて面白い。表面の滑らかさが尋常ではなく本当に自然にこうなったとは思いづらい。赤錆っぽい色といい、宇宙から飛来した隕石じゃないの?とか変な妄想が膨らみます。それから…ええ。もちろん触りましたよ(笑)幸運カマ~ン!

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帰路はなるべくラクな道をセレクト。常識的なコーナー角と勾配、やはり一般道は林道とは比べ物にならないくらい走りやすいですね(汗)当たり前ですが。
それからこの広域農道もだいぶ認知されてしまって以前よりも交通量が増えてしまいましたが、茂木から宇都宮への抜け道として便利で快適です。

Dst:127.4km、Tm:6:56、Avr:18.3km/h、Max53.7km/h、Pow:44w、Alt:1316m、HR:136bpm/3107kcal

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