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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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南摩ダム妄想行(後編)


引き続き南摩ダム妄想行の後編です。前編ではやや大仰に書きたててしまいましたが、今回は気楽でアホないつもどおりの内容ですのでご安心ください。まぁそんなワケで「せっかくマウンテンバイクなのにさっきから舗装路ばっか走ってるんじゃねぇよ!」という声が聞こえてきそうですので、そろそろ藪に入ってみようかなと思います。ちなみに写真に写っているのが「対野生動物用の超近代的な防御装置」です(汗)こいつをポケットから取り出しサドルにぶら下げれば準備万端!と。

cy_nnmdm_e.gif

さてさて、付近で面白そうなヤブはないだろうか、と事前に国土地理院の地図を超拡大表示して調査した結果、怪しい道を発見したので行ってみようかと。そいうわけで図中に赤で書き込んだ部分をよく見ると道路が破線になっていて、国土地理院の凡例によれば「道幅1.5メートル未満の徒歩道」という事を表しているようです。が、問題はそこではなくこの道が「黄色に着色されている」という部分。つまりこんな道がなぜか「県道の扱いになっている」という驚愕の事実(笑)そして、おそらくここもダム計画の都合でムリヤリ県道に仕立てられたのでは?という予想。

cy_nnmdm_f.jpg

てなわけでハイ!早速入り口に来てみました。どうみても他所のお宅です(汗)最初は気がつかなくてGPSを眺めて首を傾げつつ2往復しました。このサビまくった通行止めの標識が目印で、これがなきゃ誰も気づかないと思います。
というか、近くで作業をしていた方にいっそ直接話しかけてみたら「ここだ」というので見つけられたようなもんです。そして同時に、この変な県道についても詳しく話してもらえたので良い収穫でした。
さてこの道の由来は数十年前に遡り、山の向こうにある小さな集落とここの集落が行政上同じ町内だった頃に、町の集会や選挙などのまつりごとの為に行き来する連絡路だったそうです。しかし時の流れとともに市町村が合併し、行事は山を降りて麓の町で行うようになりこの小道の意味は消失したそうです。しかし「下流のダム建設の絡みもあってこれが県道だってンだからナァ」…という現地の方の言葉から、やはり当初の予想は的中で、入る前からもう答えが出てしまいましたね(汗)
それから、「道はここからせいぜい4~500メートルぐらいで、あとは獣道みたいな感じだよ?」「俺が子供の頃はまだ通れたけど、今は道がどこだか途中でわからなくなるかも。すんなり通れれば歩いて40分ぐらいだった気がするけど…」「え、自転車?…どうかなぁ…通れるかなぁ…?もしかしたら…」「ちなみにあの通行止めの標識が立ったのがかれこれもう30年ぐらい前だからねぇ…」

cy_nnmdm_h.jpg

とまぁ、こんな具合ですので「そうですか…それじゃぁ、とりあえず行くだけ行ってみて、また帰って来ますネ。それと、面白いお話どうもありがとうございました!」と挨拶をしてここまで入って来ました。一見して普通の農道という感じですがマウンテンバイクでダートを走るのはちょっと楽しいです。まぁ1kmも続かないのですけどね。。

cy_nnmdm_i.jpg

山林に入ると道は物凄い急勾配に。マウンテンバイクの一番低いギアでやっと登れる感じなので、たとえこの道をキレイに舗装したり道幅を広げたりしたところで、家族連れのワンボックスやエコカーが通る光景は現状ではどうやっても想像できません(汗)
そして地元の方との会話の中にもあったのですが「ここを将来どうにかするというのは無さそうに思うよ?だってあれ道じゃないもの(笑)」と言っていた意味がわかるような気がします。。

cy_nnmdm_j.jpg

ともあれ、軽トラがどうにか入れる幅の林道が終り、途中から獣道のような小道がうっすら続いていますがご覧のとおり倒木まくりのアスレチック的な有様で、徒歩なら乗り越えたり潜ったりしてどうにかなりそうですが自転車で通るのは無理っぽいです。。というわけで最初から解りきっていた事ではありますが一応一言…

「こんなモンが!県道のワケあるかいっ!」(笑)

しかしまぁこのまま帰るのも釈然とせず「ああ、山の向こう側がどうなってるのかやっぱりどうしても見てみたいなぁ~」などと悔しさと未練がこみ上げ、いっそチャリを担ぎ徒歩で強行突破も…などと無謀な事を考えないでもないのですが…でもそれはもう断じてサイクリングではないし、そうなったらもはや「登山」じゃん?…オレの範疇じゃないヨ。。
ということで、残念ですがこれにてゲームセット!

cy_nnmdm_k.jpg

モヤモヤな気分のまま帰路に着くと、途中で苔むしたイイ感じの廃橋に遭遇。とりあえずチャリを降り、戯れに橋の向こう岸の陥没部分手前まで歩いて渡ってみようかと足を踏み入れた瞬間、右前方のあたりから「ドドドドッ!ザザザ!」と何か野生動物が猛進する音が響き渡る緊急事態!
思わず「ウヒぁ~!」と間抜けな声を出してしまったけど、どうやら音は藪に消え野生動物との直接対決はどうにか避けられたようでホントに良かった。。こういう場合は犬のように低い唸り声を上げながらジリジリと後ずさりすることで衝突は避けられるのだそうだけど、それムリですって…(汗)
でもまぁ、不用意に渡った瞬間に橋が崩落して…などという恐ろしい結末が用意されていた可能性も無きにしも非ず。もしかすると逆にコッチが救われたのかも…とプラス思考。ここはもはや出て行った人間の代わりに動物達が復権しつつある荒野であると実感しました。。

cy_nnmdm_l.jpg

とりあえず気を落ち着かせつつ廃橋を観察すると銘板にはしっかりと「南摩川」と刻まれており少しホッとした気持ちに。。そしてふと川面に目を移すとヤマメの稚魚がゆらゆらと遊泳しておりました。しばらくその姿をボンヤリ眺めていましたが、その間ここは人っ子一人通りません。草木の香りを含んだ春の温かい空気と穏やかな日差しの中、本当に静かな時が流れています。
ここには確かに、かつては人の暮らしがあり、そしてそれに付随するたくさんのものが存在しました。
ここもいつかダムの底かもしれません。ですが、その時が来るまで、これらのものたちがその役目を終え束の間の休息に身を横たえる姿を、もしよかったら、優しく見届けていただけたら幸いです。

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