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わすら雑記
趣味の工作、DIY等の雑記
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たらもと

Author:たらもと
「わすら」とは関東地方の一部で使われる方言で、標準語でいうところの「いじくる」の意味なのですが、このブログでは日曜大工をベースに趣味の範囲でいじくれそうな物を色々とわすらしてゆきます。



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理想のリアディレーラ(後編)


現在のロードバイクのリアエンド幅は130ミリですが、11速が主流になりそろそろエンド幅の限界に到達しつつあるのか、シマノもカンパニョーロもおおよそ幅いっぱいに11等分でスプロケ歯を配置するしかなく、そうなると双方のシフトインデックスが奇しくも近似値となり、シマニョーロが簡単な調整のみで実現できてしまったりするようです。が、ウチはまだ10速で運用しているのでそうはいきません。そんなワケで理想のリアディレーラ後編。

d_160827.jpg

さて、その前に少しウンチクですが、従来のシマニョーロの場合11s→10sや10s→9sなど、ワイヤーの取り回しを大きく(大回し)し、1速分を捨てて運用するのが通例で、それはさほど難しくもないのですが、やはり1速捨てずに10速は10速のままシマニョーロしたいワケです。で、以前シマノの10速シフトピッチとカンパニョーロのシフトピッチを計測してみたりしてデータをまとめてみたのが下図です。

ch_10s_indexz.gif

ちなみに、これはシフターでのワイヤーの引き量で、実際はリアディレーラでテコが働いてさらに動きが増幅されるのですが、その比率はシマノが「×1.7」でカンパが「×1.5」です。なので…

【スプロケピッチ資料】
●シマノ:2.3×1.7=3.9 ●カンパ:2.85×1.5=4.2
【エルゴパワー×シマノRDで組み合わせた場合の予想ピッチ】
エルゴ引き量:2.85×シマノRD動き比:1.7=4.8

…以上、考えうる方向としては、予想ピッチ4.8のワイヤー引き量を87%縮小しカンパのスプロケピッチ4.2に近づければ良い。。しかし、ワイヤーの取り回しだけではそこまで大きな調整幅がないのでやっぱり途中でシフトメイトプーリーを噛ませるしかないのか?うーむ。嫌だな(笑)
とか思ってネットを漁っていたら、日本のサイトでユニークな解決法を編み出している方がいたのでオレも真似してみました。

エルゴパワー10速でDURA ACE 7800を変速する。

見てしまえば一目瞭然なのですが「そうか!作用点だけじゃなく支点の位置をでっかく変えちゃえばいいのか!賢いな~!」と目からウロコでした。
そんなワケで長くなりましたが、今回のネタは、エルゴパワーを10速-10速で運用するという案外面倒なシマニョーロの試行です。

ch_c10md_b.jpg

ともあれフライス盤でジュラルミンの丸棒を削りながら「しかしまぁ、本当にこんなので上手くゆくモンだろうかねぇ…ワイヤーの角度とかどうなるんだろう…」などと懐疑的な事を考えてみたり…

ch_c10md_c.jpg

旋盤でパーツを仕上げながら「11速っつたって、シマノのSTIレバーは個人的に好みじゃないから除外するとして、エルゴパワーだと一番安い11速はアテナの2万だからなぁ。でも最近英国とEUのゴタゴタでポン安のせいか海外通販だと、10速のベローチェが日本円で8千円ぐらいだからオイシイよね~」とか全然関係ない事を考えながら作業をするのがボク大好きです(笑)

ch_c10md_d.jpg

でまぁ、なんだかんだで「10式/対カンパ用戦略モジュール」が完成。この期に及んでもまだ「本当にこんなので解決するのかねぇ…87%だぜ?そんなに引き量を落とせるモンかねぇ…」とか不安がいっぱい(汗)でもまぁ、これでダメでも別に後悔はしてないですけどね。もうすでに「前編」のプーリー製作で大失敗をやらかしているから(汗)

ch_c10md_e.jpg

ともあれ、ブラケットバンドがトルクスで設置が面倒臭かったり、ワイヤーの取り回しがややこしいエルゴパワーをやっとテストベンチに接続して運命の作動テスト開始。カルルルルル…カチャ!…カチャ!…カチャ!

うわ!ホントにシンクロした!(笑)

とまぁ、ワイヤーの角度がややムリヤリな感じですけど、アウターストッパの移設とワイヤー留めボルトの位置調整(微弱な大回し)で無事に10to10のシマニョーロが成功。やったぜ!(他人のふんどし)

ch_c10md_f.jpg

あとはまぁ、残る問題として「果たしてこのデカい10速化モジュールがどれくらい邪魔くさいのか?もしかして従来のシフトメイトプーリーよりも目立ってむしろカッコ悪いんじゃね?」とかそっちの心配だと思います(笑)

ch_c10md_g.jpg

しかしデカイものはどーやってもデカイので、目立たなくする努力よりもいっそミサイル兵器的な外観に仕立ててみたりしてアニメ脳のおじさんなりにできる限りの努力はしてみたけど、見た目の好みは人それぞれですのでカンベンしてネ!

ch_c10md_h.jpg

さて長くなりましたが、これにて「理想のリアディレーラー編」はひとまず終了。いやビッグプーリーがまだでしたが。。でもとりあえず「GSケージでローギア受入OK」と「エルゴパワーも受入OK」といった「広い汎用性」が今回のメインテーマでしたのでそれらが実現でき(?)自分的には一区切りというところです。残るは実走テストですが、ぶっちゃけ今まで改造したパーツの中でも実はこいつは結構コワイほう(笑)
ちなみにボディに印字してある型式の「MD-01」とはMultipurpose Derailleur(多目的)という意味の頭文字です。いたって普通。。でも他はアイディレーラ(iDerailleur)とかハンマーヘッドイーゴー(Hammerhead Eagle)とか中二病くさいのしか思い浮かばなかったのでそれよかまだマシかなと。

P.S.
シマニョーロに関しては某巨大掲示板のシマニョーロ板に同志のみなさんによる各種データや成功例が書き込まれていてとても参考になりました。個人でこれら全ての実験を行う事は時間的にも難しく、このような先人たちの知恵と工夫を参照できる事は本当にありがたいかぎりです。興味がある方はぜひ読んでみると良いと思います。難しく思える異種混合セットもどうにかなりそうな勇気(笑)が出るというか、安全・安心なシマノ純正グループセットのぬるま湯から一歩飛び出して混沌としたコアな世界を垣間見るのもまたとても楽しいものだと思っております。

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